バンバンの1週間

 

子ども達の一週間のリズムを大切にしつつ、5日間の日程を計画的に設定することで、

子ども達の健やかな育ちを保障します。


月曜日

 

・週の始まりなので、園から近い所に散策に出掛けます。

 

・お帰りの会では、「土・日に楽しかったこと」と題して、皆の前で一人ずつ発表をします。

 その結果、自分の考えたことや思ったことを発表できるようにし、人間同士のコミュニケーションの方法を身に付け、小学校生活で生活しやすくなるように育てます。



火曜日〜木曜日

・天候(雨・風・雪・寒い・暑い)により散策の場所は決定します。

 

・天候により園に居る時が長い日は、工作などもします。

 

・子ども達の様子を見ながら、春から少しずつ歩く距離を伸ばしていきます。体がしっかりしてくる秋頃からは、登園後すぐ出発し、長い距離を散策します。

 

・春は菜の花、よもぎ、山菜、夏は木いちご、桑の実、秋はあけび、サルナシ、栗など、バンバンの周辺には自然の恵みもいっぱいです。



金曜日(料理の日)

・お弁当は必要ありません。

 

・かまどで調理したご飯やみそ汁を中心に提供します。

・メニューは、白米、味噌汁、カレー、カレーうどん、味付けご飯、豆ご飯、すいとん、かぼちゃすいとん、カラスのえんどうごはん、わらびごはん、昆布ごはん、パン、ヨモギ団子、梅ごはん、きなこごはん、緑豆ごはん、竹の子ごはん等、季節のお野菜、野草もふんだんに取り入れます。

 

・この日のお散歩は、930から1100頃までです。早めに園に帰ってきて料理ができあがる様子を見たり、できるところはお手伝いをし、匂いを感じながら、料理ができるまで庭で遊びながら待ちます。みんなモリモリ食べます。

 

・かまどでたく薪は、秋に子ども達と一緒にいつもの散策がてら山の中から集めて来たもので、直径50センチ位の束にしたものです。(一回の調理に26束必要)

 薪拾いは、冬が本格的に始まる前に子供達と行う、大事なお仕事です。



毎月行っていること

(絵を描く)

・一ヶ月に一度はクレヨンで、課題に向かい描きます。

・自分の思っていることや感じていることを絵に描くことで、自分の感情をコントロールしたり、物事を客観的に見ることを育てます。また、描いた絵を必ず遊戯室に展示し、保護者の方に見て頂き、絵の様子から子ども達の発達や成長の様子を意図的に伝えています。そのことを保護者の方は確認しつつ、今後の関わり方の参考の一つとして頂きます。

 (難訓練)

紙芝居を中心に火事や地震、災害の恐ろしさ知り、どのように対応すれば良いのかを確認することを育てます。

・実践では、何か危険が有った時に保育者の指示に従えるように、お帰りの会の時に身体表現をしています。その内容は、子ども達にピアノの曲に合わせながら身体を動かし保育者の指示に従えるように育てて、身の危剣の時にも保育者の指示で動けるように育てています。

・散策では、時々「集まって」と声を掛け、人数の確認をし危険が迫った時には、対応できるように訓練をしています。